91.2℃とは言うものの。
2012-02-13


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午前の東電会見では、報告だけでほとんど説明と呼べるものは無かったわけですが、福島第一の2号機で、最高時で、温度計の1箇所のみ、91.2℃の記録があった、とのこと。

専門知識がない中、圧力容器下部ということなので、想像を働かせれば、たしかに、より温度の高い部分が存在する可能性もある。

つまりコアスプレーなり循環冷却系の切換えなり、なんらかの原因で、メルトスルーした燃料の一部が、100℃を超えている可能性はあるかな、とは思います。

但し、一部、再臨界では?との噂については、「臨界」ということは、大規模であれば、それどころでは済まないわけで、逆にごく小規模な臨界は、水を投入している以上、この11ヶ月の間に何度もあった可能性もあるかと思います。

なんだかよくわからない話のようですが、事故現場に最も近い場所のモニタリングで、臨界を示す放射性物質が明らかに検出されていない、との「東電の報告」がありますので、それを信じれば、特に危険が増大しているわけではないと思います。

今はそれよりも、すでに広範囲に降り注いだ物質の行方に注意すべきだと思っています。

本日18時からの東電の会見で、さらに情報があれば、追記したいと思います。

いずれにせよ、放射線量が上昇しなければ問題ないわけですが。

(23:40 追記)
夕方の会見では、多くの質疑応答がありましたが、技術的なこと、特に「ゼーベック効果」を利用した「熱電対」式温度計、が私にはよくわかりませんが、素人ながら調べたところでは、壊れること自体は、不思議ではない、と思いました。

現在、容器内が、実際にどのようになっているのか、確認できない以上、不安が残りますが、多くの温度計の中で、ひとつだけ飛び抜けて温度が頻繁に変動しつつ、高温を示したこと、またその前に抵抗値のチェックを行ったとのことから、 それが原因で素子か配線が断線した可能性が最も高いとも思います。

官邸は、昨年12月にステップ2の完了宣言を出しましたが、そもそも3月の時点で、すでに「冷温停止」はありえない状態になっていたわけですので、今回の温度上昇の件で、危険性が増えたわけではなく、 すでに危険性は継続し続けている点にだけ、注意すべきかと思います。

特にネットも含め、メディア全体が、復興や賠償、あるいは東電の国有化問題など、現場から離れたニュースであふれており、昨年に比べ、私自身も、気が緩んでいるようにも思います。

海産物を始め、食材の汚染は、今年から本格的に始まる可能性がありますし、意外な食材に移行し始める可能性もあります。
文部科学省のモニタリングサイトも、どのような食材に多少の数値が出ているか、時折チェックされれば、傾向がつかめるかと思います。

葛飾区の10倍以上の空間線量の地域も多くあり、たしかに体調の不良を訴える方がおられるようですが、すでに1年近く経過しましたが、今のところ大規模な被曝症状としては認められていません。
だから、安心、とはもちろん言えませんが、東京都内に限れば、今は各自のご家庭に的を絞って注意するのが良いように思います。

また被災地の瓦礫処理も問題になっていますが、東京都が最も高度な集塵機やフィルターを備え、清掃工場などの周囲の保全も行き渡っていますので、そちらも心配していません。
埋立処分を予定している中央防波堤には、以前、仕事で出入りしていたこともあり、心配されているような東京湾の汚染にも完全とは言えないまでも、財政的にも技術的にも、最も秀でているのは東京都と大阪府くらいしか思い当たりません。
大阪勤務時代にも北港・現在の舞洲あたりには出入りしていました。
現在の被災地でそのまま燃やしたり、海洋投棄するわけにもいきませんので、ベストではありませんが、冷静に東京都の説明を見れば、納得できるかと思います。

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